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注文住宅を「土地なし」で建てる!その費用相場と住宅ローン借り入れのヒント
2025/3/31

熊本で土地なしから注文住宅を建てる場合、まず土地探しと建築費用を含めた資金計画が重要です。熊本市内は利便性が高く土地価格が比較的高めですが、郊外なら広い土地を比較的手頃な価格で確保できるため、希望エリアの土地価格と建築コストを把握することが不可欠です。
また、土地購入費と建築費を合わせた資金は、住宅ローンを活用する方がほとんどですが、ローンの組み方次第で返済総額や負担が大きく変わるため、慎重な検討が求められます。
注文住宅の住宅ローンに関することは何でも私たちにおたずねください。
注文住宅を建てる際、土地をこれから購入する場合は、建築費に加えて土地代も必要になります。最新のデータに基づく価格相場を確認しておきましょう。
| 全国平均 | 首都圏 | 近畿圏 | 東海圏 | その他地域 |
土地取得費 | 1,497.6 | 2,277.3 | 1,850.8 | 1,319.4 | 915.3 |
建築費 | 3,405.8 | 3,402.3 | 3,414.5 | 3,491.1 | 3,384.0 |
単位:万円
※出典「フラット35利用者調査(2023年度)」
建築資材や土地価格の値上がりや人件費の上昇などにより、注文住宅の取得に関わる費用相場は毎年上昇を続けています。熊本県内でも例外ではありません。
土地の有無やエリアはもちろん、依頼する工務店や家の仕様によって住宅取得にかかる費用が大きく影響を受けることを念頭に、住宅取得資金について慎重に計画を立てましょう。
注文住宅を建てる際には、さまざまな費用がかかります。総費用は主に「土地代」「建物代(建築費用)」そして「諸費用」の3つに大別されます。
土地代は、住宅を建てるために必要な土地の購入費用です。地域によって土地の価格は大きく異なるため、事前に調査しておくことが重要です。都市部では高額になりやすいですが、郊外では比較的安価に土地を取得できることがあります。
建物代は、住宅本体の工事にかかる費用です。これには以下の項目が含まれます。
本体工事費用:基礎工事、木工事、外装工事など
付帯工事費用:給排水工事、電気工事、外構工事など
本体工事費用はおおよそ総費用の75~80%を占めることが一般的です。
例えば、全国平均で見た場合、注文住宅の建物費用は約3,800万円のうち、2,660~3,040万円が本体工事費用にあたります。
諸費用は、土地代や建物本体の工事費用以外にかかるさまざまな手数料や税金、保険料などのことを指します。一般的に、諸費用は総費用の10~15%程度とされており、資金計画を立てる上で重要です。以下が主な諸費用の例です。
・登記費用
・仲介手数料
・土地取得税
・消費税
・各種保険料 など
これらの内訳を把握することで、予算を計画しやすくなります。特に、諸費用は見落としがちなので、慎重に確認する必要があります。
土地なしで注文住宅を建てる場合、当然のことながらまず先に土地を購入しなければなりません。自己資金が足りない場合、ローンを利用することになりますが、住宅ローンは原則、建物に対する建築費用として融資されるものなので、土地の購入だけに利用することはできません。

ただし、購入した土地に住宅を建てることが前提であれば、土地の購入費を含めた融資を受けられます。「土地先行融資」と「つなぎ融資」です。
どちらか一方、あるいはどちらも扱っていない金融機関もあるので、事前に確認しておきましょう。
土地先行融資とは、注文住宅を建てるための土地購入費用を事前に借りられるローンのことです。融資を受ける条件として、その土地に家を建てることが求められます。土地を担保に設定し、土地代の融資が実行され、建物完成後に建築費用の融資が追加されます。
通常の住宅ローンと同様、金融機関の審査が必要ですが、土地先行融資では土地と建物をまとめて審査します。そのため、土地の資料に加えて、建築プランの資料も用意しなければなりません。
土つなぎ融資とは、住宅ローンが始まるまでの間に、金融機関が必要な資金を一時的に貸し付ける仕組みです。住宅ローンとは別の短期融資なので、土地の購入費用だけでなく、建築の着工金や中間金の支払いにも利用できます。建物完成後に住宅ローンが実行されますが、それまではつなぎ融資の利息や手数料を支払う必要があります。
審査は土地先行融資と同様に、土地と建物をまとめて行います。ただし、契約は土地と建物で別々に進めるのが一般的で、金融機関によっては建物の詳細な資料がなくても融資が受けられることもあります。
住宅ローンには、固定金利や変動金利、あるいは両方を合わせたミックス金利といった選択肢があります。特に注文住宅の建設期間中は、金利の動向が返済額に大きく影響するため、どちらを選ぶか慎重に検討する必要があります。変動金利は初期費用が少ない反面、金利上昇のリスクがあるため、自らのリスク許容度を考慮した選択が求められます。
これらの視点を持つことで、土地なしで注文住宅を建てる際の住宅ローンの取り扱いがよりスムーズになり、事前に準備を整えておくことで、最適な資金計画を立てることができます。
注文住宅を建てる際には、予算に応じて間取りや設備が大きく変わります。以下では、1000万円代から4000万円代までの各予算における一般的な間取りや設備を紹介します。
1000万円台の注文住宅では、主にシンプルなデザインや機能性を重視した間取りが選ばれます。一般的な特徴は以下の通りです。
・間取り:2LDKまたは3DKが主流で、限られたスペースを有効に活用したコンパクトな設計。
・設備:基本的なキッチン、バスルーム、トイレが備わりますが、オプションの設備や高級感は控えめ。
2000万円台の住宅では、より多様な間取りや設備が可能になり、家族のニーズに応じた設計が可能となります。
・間取り:3LDKが一般的で、収納スペースも増え、リビングが広めのデザインが多い。
・設備:最新の設備が導入され、中級グレードのキッチンやバスルームの選択肢があり、カスタマイズも可能。
3000万円台では、さらに格上の設備を備えた広々とした住宅が建設可能です。
・間取り:4LDK以上が一般的で、ファミリー向けのプランが多様化しています。リビングとダイニングを分けたフロアプランが人気。
・設備:ハイエンドなキッチン機器、ユニットバスが導入され、太陽光発電などのエコ設備を選ぶことも可能です。収納も充実しており、ウォークインクローゼットやパントリーなどが設けられます。
4000万円以上の予算では、ラグジュアリーかつ快適さを兼ね備えた居住空間が実現可能です。
・間取り:5LDK以上の広さがあり、広いリビング・ダイニング空間や和室、書斎なども設置できる余裕があります。
・設備:最高級のシステムキッチン、高品質なバスルーム設備が整っており、最新のスマートホーム技術の導入も可能です。また、外構や内装のデザインにこだわりを持った選択ができます。

注文住宅の間取りや設備は、住宅の広さに応じてさまざまですが、建築しようとする土地の広さによってどのような住宅が建てられるのか、おおよそのイメージを紹介します。
まずは、30坪の住宅は約60㎡の広さで、一般的に3~4人家族で過ごせる2LDK〜3LDKの間取りが人気です。平均建築費用は約3,200万円。
35坪は85㎡程度で、広いリビングや大型収納を備える3LDK〜4LDKのプランが多く、平均費用は約3,700万円です。
40坪では、約132㎡、理想をたっぷり詰め込んだゆったりとした空間が広がる4LDK〜5LDK以上の間取りが可能で、建築費用は約4,300万円です。
土地なしで注文住宅を建てる場合、土地代・建築費・諸費用を含めた総費用を把握し、適切な住宅ローンを活用することが大切です。
つなぎ融資や金利タイプの選択、補助金制度の活用なども検討しながら、無理のない資金計画を立てて理想の住まいを実現しましょう。
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