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2027年からエアコンはどう変わる?価格上昇の可能性と賢い選び方

2026/6/19

齋藤 昌太郎

こんにちは、OCTASEの齋藤です。

最近、「エアコン2027年問題」という言葉を耳にする機会が増えてきました。

ニュースなどでも取り上げられており、

「2027年になったらエアコンが買えなくなるの?」
「今のうちに買い替えた方がいいの?」
「新築のエアコン費用も上がるの?」

と、不安に感じている方も多いのではないでしょうか。

今回は、家づくりにも関係する『エアコン2027年問題』について、できるだけ分かりやすく解説します。


そもそも「エアコン2027年問題」とは?

2027年4月から、経済産業省によって家庭用エアコンの省エネ基準が大幅に引き上げられます。

現在は「省エネ基準達成率74%」程度でも販売されている機種がありますが、2027年以降は「達成率106%」が求められるようになります。

つまり、現在販売されている安価なスタンダードモデルの一部は、製造・販売ができなくなる可能性があります。


どれくらい値上がりするの?

現時点でメーカーから正式な価格発表はありません。

しかし、新基準に対応するためには、

・高性能コンプレッサー
・大型熱交換器
・高効率インバーター制御

などが必要になり、製造コストの増加が予想されています。

業界では、現在よりも10~30%程度の価格上昇になる可能性があるといわれています。


新築住宅ではどのくらい影響する?

例えば4LDKの住宅で、

・LDK用14畳エアコン:20万円
・個室用6畳エアコン×3台:36万円

現在の合計は約56万円です。

もし20%値上がりした場合、

約67万円(+11万円)

になる計算です。

全館空調や高性能エアコンを採用する住宅では、10~20万円以上のコストアップになるケースも考えられます。


「高いエアコンしか残らない」は本当?

半分正解で、半分間違いです。

確かに、現在のような低価格モデルは減少する可能性があります。

一方で、メーカー各社は新基準に適合した新しいスタンダードモデルを開発しており、将来的には価格差が徐々に縮まっていくとも予想されています。

そのため、 「今すぐ慌てて買い替える」 必要はありません。


エアコンの寿命は約10年

一般的にエアコンの平均寿命は約10年といわれています。

また、メーカーの部品保有期間は製造終了後9~10年程度のため、10年を超えると修理できなくなるケースもあります。

もし現在使用しているエアコンが、

✔ 製造から10年以上経過している
✔ 冷えが悪い
✔ 異音がする
✔ 修理歴が多い

という状況であれば、2027年を待たずに計画的な買い替えを検討してもよいかもしれません。


実は「高いエアコン=損」ではない

ハイグレードモデルは本体価格こそ高いものの、電気代が安くなる傾向があります。

10年間使用した場合、

「本体価格+電気代」

の総額では、スタンダードモデルと大きく変わらないケースもあります。

つまり、

初期費用だけでなく、10年単位のトータルコストで考えることが大切です。


OCTASEからのご提案

家づくりではキッチンや家具に目が向きがちですが、実はエアコンも大切な設備計画のひとつです。

2027年問題によって、

・設備予算の増加
・納期の長期化
・機種選定の変化

が起こる可能性があります。

だからこそ、

「今必要なのか」
「あと何年使うのか」
「10年間の総コストはいくらか」

を考えながら、慌てず計画的に選ぶことが重要です。

OCTASEでは、住宅のデザインだけでなく、エアコン・家具・照明を含めたトータルコーディネートをご提案しています。

これから家づくりを検討される方は、ぜひ『2027年問題』も踏まえた設備計画を一緒に考えていきましょう。

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この記事を書いた人

齋藤 昌太郎

  • 一級建築士

  • インテリアコーディネーター

家づくりは人生の大きな通過点です。だからこそ、一緒にお家づくりをして頂ける方々には心地よい豊かな空間で、これまでに経験のないワクワクをこれまで以上の楽しい人生を感じて頂けるような、そんな家づくりに努めます。
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