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35坪の注文住宅を考える理想の広さと費用のバランス
2024/9/12

35坪という広さで注文住宅を建てる際、多くの方が「どのくらいの費用がかかるのか?」「スペースは十分か?」と疑問に感じるでしょう。注文住宅は、自由度が高く理想の住まいを実現できる反面、予算や土地の制約が大きく影響します。
今回は、延べ床面積35坪という広さに着目し、住宅を建てる場合のポイントや費用感について解説していきます。また、建ぺい率などの法的要件も絡んでくるため、理想の家づくりをスムーズに進めるために知っておきたい基礎知識も押さえておきましょう。
「35坪」の家づくりについて何でも私たちにおたずねください。

「誘導居住面積水準」は、家族が快適に生活するための最低限の居住スペースを示す基準です。たとえば、夫婦2人世帯や子供2人の4人家族など、それぞれの人数に応じた適切な面積を特別な計算式で表すことができます。
誘導居住面積水準とは、家族の人数や生活スタイルに応じて、快適な居住環境を実現するために求められる住宅面積の基準を指します。
この基準は、郊外や都市部外の戸建て住宅向けの「一般型誘導居住面積水準」と、都市中心部やその周辺の集合住宅向けの「都市居住型誘導居住面積水準」という二つに分けられています。
どちらも、多様なライフスタイルに対応できる住空間の面積の目安を定めるものです。その面積(住戸専用面積・壁芯)は、以下の計算式で求めることができます。
■一般型誘導居住面積水準
①単身者は「55m2」
②2人以上の世帯は「25m2×世帯人数+25m2」
■都市居住型誘導居住面積水準
①単身者は「40m2」
②2人以上の世帯は「20m2×世帯人数+15m2」
※上記の式における世帯人数は、3歳未満の子は0.25人、3歳以上6歳未満の子は0.5人、6歳以上10歳未満の子は0.75人として算定。
この水準によると、35坪という面積は、夫婦+子ども2人という典型的な家族構成に十分対応できる広さであることがわかります。
日本の新築一戸建て住宅の平均的な延床面積は、およそ30坪前後とされています。これを考えると、35坪の延床面積は、やや広めの部類に入ります。
特に、都市部では土地の広さが限られているため、30坪未満のコンパクトな住宅が増加傾向にありますが、郊外や地方では35坪前後が一般的です。
35坪の住宅は、広いリビングや各部屋に十分なスペースを確保でき、ファミリー層に適したプランを展開しやすいサイズと言えます。また、最近ではコンパクトでも機能的な間取りを重視した設計が注目されており、無駄を省いた効率的な空間づくりが可能です。
自分たちの暮らしに合ったサイズ感を意識しながら、家づくりを進めることが重要です。
35坪は、畳数で表すと約70畳程度の広さになります。
この広さは、一般的に4LDKの間取りを取ることができ、リビング、ダイニング、キッチン、3~4部屋の寝室や子ども部屋、バスルーム、トイレなどの必要なスペースを十分に確保できます。
たとえば、20畳程度の広めのリビングを設けることで、家族が集まるゆったりとした空間が作れます。一方、収納スペースや作業スペースをどのように配置するかが重要なポイントとなります。限られたスペースを最大限に活用するためには、間取りの工夫が求められます。
35坪の大きさを活かし、効率的かつ快適な生活動線を確保できる設計が、住まいの満足度を高めるカギとなります。

35坪の延床面積を持つ家を建てるためには、土地の広さや形状に加え、建ぺい率が大きく影響します。
建ぺい率とは、土地の面積に対してどれだけの建物を建てられるかを示す割合で、地域によって異なる法的規制が設けられています。
たとえば、建ぺい率が50%であれば、100坪の土地に対して50坪までの建物が建てられます。
35坪の家を建てる場合、最低でも70坪の土地が必要になる計算です。
ただし、周辺の土地利用や日照条件なども考慮する必要があるため、余裕を持った土地選びが重要です。
また、庭や駐車場のスペースも考慮し、生活に適した広さを確保しましょう。
注文住宅の建築費は、坪単価で表示されることが多いですが、一概に平均坪単価を提示することは難しいです。
なぜなら、坪単価は、以下の要素によって大きく変動するためです。
建物の構造:木造、鉄骨、RCなど、構造によって大きく費用が異なります。
建物のデザイン:シンプルなデザインか、凝ったデザインかによっても費用は変わってきます。
内装・外装の仕様:使用する建材の種類やグレードによって費用は変動します。
設備のグレード:キッチン、浴室、トイレなどの設備のグレードによっても費用は変わってきます。
地域差:地域によって人件費や資材費が異なるため、坪単価も変動します。
ハウスメーカーや工務店:各社によって、坪単価の設定や含まれる内容が異なります。
上記を踏まえて、一般的な注文住宅の坪単価の目安を以下に示します。
・ローコスト住宅: 坪単価45万円~
・一般的な注文住宅: 坪単価70万円~
・高品質な注文住宅: 坪単価100万円~
35坪の住宅の場合、これらの坪単価を参考にすると、建築費の目安は以下のようになります。
・ローコスト住宅: 約1,575万円~
・一般的な注文住宅: 約2,450万円~
・高品質な注文住宅: 約3,500万円~
坪単価に含まれる内容は、各社によって異なりますが、一般的には以下のものが含まれます。
建物本体工事費:基礎工事、躯体工事、内装工事など
付帯工事費:外構工事、給排水工事、電気工事など
坪単価以外にも、以下の費用がかかります。
設計費:設計図の作成費用
地盤調査費:地盤の強度を調べる費用
諸経費:登記費用、保険料など

35坪という広さは、住宅設計において多くの選択肢があり、さまざまなニーズに応じたプランニングが可能です。
延床面積や建ぺい率など、家づくりには法的に多くの要素が影響しますが、限られたスペースでも工夫次第で快適な住まいを実現することができます。
費用面では、土地の価格や施工内容によって大きく異なりますが、平均的な建築費用や土地代も考慮しながら、予算に合った選択肢を見つけることが重要です。
夢のマイホームを手に入れるためには、土地選びから設計まで、しっかりと費用計画を立てて進めていきましょう。
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