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Taisei_Nishiyama BLOG㉕ 【第3回】主担当として挑む家づくり(玄関)
2025/6/4
西山 泰聖

みなさんこんにちは。
今回は理想の玄関について考えてみました。
玄関は、実は家の中でもとても奥が深い場所です。
最初に目に入る「家の顔」であり、出入りのための「動線」であり、さらに暮らしを広げる“居場所”にもなり得ます。
大きく分けると、玄関の考え方には2つのパターンがあります。

1. 動線として「きれいに見せる」玄関
ひとつ目は、いわゆる“動線”としての玄関。
お客様を迎える場として、すっきり整えられた空間が求められます。
たとえば、シューズインクロークを設けながら、大きなFIX窓で中庭とつなげることで、実際以上の広がりと開放感を演出。
また、限られたスペースでも、吹き抜けの階段と一体にすることで縦方向の広がりを感じさせることも可能です。
「玄関」と「階段室」を一体化することで、ただの通過点ではない“ひとつの空間”として成立させています。

2. 「居場所」として楽しむ玄関
もうひとつの考え方は、玄関を“居場所”として楽しむというもの。
LDKとつながる土間空間にしたり、趣味のスペースとして活用したり、単なる出入口ではなく、暮らしに溶け込んだ空間として捉えます。
たとえば、玄関・収納・ホール・廊下などを一体化し、広めの土間空間に。
「動線」よりも「居場所」としての設計が際立ちます。
また、リビングの手前に小さな土間を設け、それをそのまま玄関として活用するスタイルも。
小さなスペースでも庭とつながることで、ゆるやかな広がりを感じさせます。

さらに、玄関ポーチをテラスのように設計することで、わざわざ別のテラスを設けずとも、屋外の“居場所”として機能。
一歩外へ開いた、やわらかな玄関のかたちです。
玄関の前に土間と木のルーバーを設け、視線をコントロールしつつ、落ち着いた“居場所”としての役割も果たしています。
玄関の役割は、歴史とともに変化してきた
日本の玄関文化は、もともと武家屋敷や社寺仏閣に由来します。
当時の玄関は、不特定多数の人が出入りする“人が集まる場所”でした。
しかし現代では、玄関に入るのは多くが知人や家族に限られています。
だからこそ、ただ「整える」だけでなく、「どう使いたいか」を出発点にデザインすることが求められています。
理想の玄関にするために考えるべきこと
玄関で「誰を迎えたいか」?
玄関に「どんな機能を持たせたいか」?
スペースを「動線」として割り切るか? それとも「居場所」として活用するか?
自分たちの暮らしや価値観に合っているか?
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この記事を書いた人
西山 泰聖
二級建築士
お客様の個々のニーズと期待に応えるために最適な提案、そして完成後のアフターまで真摯にお手伝いさせて頂きます。
家づくりを通して「オクタス」の魅力ををぜひ経験してみてください。
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