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2026年熊本地震から学ぶ、家族を守る住まいづくり

2026/8/21

齋藤 昌太郎

2026年に発生した熊本地震は、多くの方にとって改めて「住まいの大切さ」を考えるきっかけとなりました。

被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

私たちOCTASEにも、「これから家を建てるなら、より安心できる家にしたい」「今だからこそ耐震性について詳しく知りたい」といったご相談が以前にも増して寄せられています。

家は、家族が毎日を過ごし、人生の時間を積み重ねていく大切な場所です。

だからこそ、見た目のデザインや設備の充実だけではなく、万が一の災害時にも家族を守れる住まいであることが重要だと私たちは考えています。

今回は、熊本で住まいづくりを行う建築士の立場から、地震を経験した今だからこそ知っていただきたい、安心できる家づくりのポイントをご紹介します。


住まいに求められるものが変わりつつある

近年は住宅性能やデザインへの関心が高まり、「おしゃれな家を建てたい」というご要望を多くいただきます。

もちろん、毎日暮らす家だからこそ、デザインへのこだわりはとても大切です。

しかし、地震を経験した今、多くの方がもう一つ重視されるようになったのが「安心して暮らせること」。

家族が笑顔で暮らせること。
災害が起きても落ち着いて過ごせること。
長く住み続けられること。

こうした安心感も、これからの住まいづくりには欠かせない価値になっています。


地震に強い家は「耐震等級」だけでは決まりません

住宅性能を調べる中で、「耐震等級3」という言葉を目にされた方も多いのではないでしょうか。

耐震等級は建物の耐震性能を示す大切な指標であり、最高等級である耐震等級3は、消防署や警察署など防災拠点となる建物と同等レベルの耐震性を目安としています。

しかし、耐震等級だけで住まいの安心が決まるわけではありません。

例えば、

  • 地盤の強さ

  • 基礎の設計

  • 建物の形状

  • 耐力壁の配置バランス

  • 屋根材の重さ

  • 建物全体の重心

など、多くの要素が組み合わさることで、住まい全体の安全性が高まります。

つまり、「どんな土地に、どんな建物を建てるか」を総合的に考えることが大切なのです。


熊本だからこそ、土地に合わせた設計が重要

熊本県内でも、地盤の状態は地域によって大きく異なります。

同じ市内であっても、地盤がしっかりしている場所もあれば、地盤改良が必要になるケースもあります。

そのため、家づくりでは建物だけを見るのではなく、土地の状態を正しく把握することが欠かせません。

地盤調査を行い、その結果に応じて必要な対策を講じることで、建物本来の性能を十分に発揮できるようになります。

土地と建物を一体で考えることが、安全な住まいづくりへの第一歩です。


「見えない部分」へのこだわりが安心につながる

家づくりでは、キッチンや床材、外壁など目に見える部分に注目が集まりがちです。

一方で、完成すると見えなくなる部分こそ、住まいの品質を支える重要な要素です。

例えば、

  • 配筋が適切に施工されているか

  • 基礎コンクリートの品質は十分か

  • 構造材が適切に施工されているか

  • 金物が正しく取り付けられているか

  • 現場で丁寧な施工が行われているか

こうした積み重ねが、長く安心して暮らせる住まいにつながります。

完成後には見えなくなる部分だからこそ、私たちは一つひとつ丁寧な施工と現場管理を大切にしています。


平屋が注目される理由

近年、熊本では平屋住宅を希望されるお客様が増えています。

その理由の一つが、構造上の特徴です。

一般的に平屋は建物の高さが低く、重心も低いため、地震時の揺れの影響を受けにくい傾向があります。

また、構造計画もしやすく、耐力壁のバランスを取りやすいというメリットもあります。

もちろん、「平屋だから必ず安心」というわけではありません。

2階建てであっても適切な設計と施工が行われれば、高い耐震性能を確保できます。

大切なのは、建物の形だけではなく、その建物に適した構造計画が行われていることです。


災害時を見据えた間取りも重要

安心できる住まいは、構造だけではありません。

万が一の停電やライフラインの停止も想定し、普段の暮らしやすさと災害時の使いやすさを両立した間取りも大切です。

例えば、

  • 自然光を取り込みやすい窓配置

  • 回遊できる家事動線

  • 備蓄品を収納できるパントリー

  • 家族が集まりやすい広いLDK

  • 将来まで使いやすいバリアフリー設計

日常の快適さはもちろん、もしもの時にも落ち着いて過ごせる住まいを考えることが、これからの家づくりには求められています。


地域を知る建築士だからこそできる提案

家づくりには、全国共通の知識だけではなく、その地域を知る経験も重要です。

熊本には、地盤や気候、風向き、日射条件など、地域ならではの特徴があります。

OCTASEでは、土地の特性や周辺環境、ご家族のライフスタイルまで丁寧にヒアリングし、一邸一邸に合わせた設計をご提案しています。

「性能」「デザイン」「暮らしやすさ」のどれか一つではなく、そのすべてをバランスよく実現することを目指しています。


家づくりは、家族の未来への投資

家は、完成した瞬間がゴールではありません。

10年後、20年後、そして30年後も安心して暮らし続けられることが、本当に価値のある住まいだと私たちは考えています。

だからこそ、設備やデザインだけではなく、耐震性や耐久性、メンテナンス性まで含めて住まい全体を考えることが大切です。

家づくりは「建物」を購入することではなく、「家族の未来」をつくること。

その想いを胸に、私たちは一棟一棟の住まいづくりに向き合っています。


まとめ

2026年熊本地震は、多くの方にとって住まいのあり方を改めて考える出来事となりました。

これからの家づくりでは、デザインや価格だけでなく、「安心して長く暮らせること」がますます重要になっていくでしょう。

そのためには、耐震性能だけを見るのではなく、土地の特性や構造計画、施工品質、そして暮らしやすさまで含めて考えることが大切です。

OCTASEでは、熊本で家づくりを行う建築士として、地域の特性を踏まえながら、ご家族一人ひとりの暮らしに寄り添った住まいをご提案しています。

「安心」と「快適」、そして「デザイン」。

そのすべてを大切にした住まいづくりを、これからも皆さまと一緒に形にしていきたいと考えています。

住まいについて気になることやご相談がございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。

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この記事を書いた人

齋藤 昌太郎

  • 一級建築士

  • インテリアコーディネーター

家づくりは人生の大きな通過点です。だからこそ、一緒にお家づくりをして頂ける方々には心地よい豊かな空間で、これまでに経験のないワクワクをこれまで以上の楽しい人生を感じて頂けるような、そんな家づくりに努めます。
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