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Taisei_Nishiyama BLOG㉑
2025/5/12
西山 泰聖

こんにちは、西山です!
2025年のゴールデンウィークに、東京・六本木の国立新美術館で開催中の展覧会「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」を訪れました。

建築士として設計業務に携わる中で、20世紀の住宅建築における革新と実験的アプローチに触れる貴重な機会となりました。

1920年代から1970年代にかけて建てられた14の住宅を中心に、近代建築の巨匠たちがどのように住まいのあり方を模索し、革新を試みたのかを探求しています。
展示は「衛生」「窓」「調度」「メディア」「素材」「キッチン」「ランドスケープ」という7つの観点から構成され、それぞれの住宅がどのようにこれらの要素を取り入れ、当時の社会的・技術的背景とどのように関わっていたのかが示されています。

1. ル・コルビュジエ《ヴィラ・ル・ラク》(1923)
ル・コルビュジエの「ヴィラ・ル・ラク」は、水平連続窓を特徴とし、自然光を最大限に取り入れる設計がされています。
また、浴室や寝室が可動壁や家具でつながることで、最小限の実用性を追求しています。
このような空間構成は、現代の住宅設計にも通じるものがあります。
2. ミース・ファン・デル・ローエ《トゥーゲントハット邸》(1930)
ミース・ファン・デル・ローエの「トゥーゲントハット邸」は、電動で開閉する天井高いっぱいのガラス窓が特徴的です。
これにより、室内と外部の境界が曖昧になり、自然との一体感が生まれています。
このような開放的な空間構成は、現代の住宅設計においても重要な要素となっています。
3. リナ・ボ・バルディ《カサ・デ・ヴィドロ》(1951)
リナ・ボ・バルディの自邸「カサ・デ・ヴィドロ」は、ブラジルの気候や文化を反映させた設計が特徴です。
急勾配の傾斜地に建てられ、周囲にはブラジル原産の熱帯植物が植えられています。また、建築家自身がデザインした家具やピザ釜など、生活に密着した要素が取り入れられています。
このような地域性を反映させたデザインは、現代の住宅設計においても重要な視点となっています。

「リビング・モダニティ 住まいの実験 1920s–1970s」は、建築士としての視点からも非常に興味深い展覧会でした。
各住宅の設計思想や工夫を知ることで、現代の住宅設計におけるヒントを得ることができました。もしまだ訪れていない方がいれば、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人
西山 泰聖
二級建築士
お客様の個々のニーズと期待に応えるために最適な提案、そして完成後のアフターまで真摯にお手伝いさせて頂きます。
家づくりを通して「オクタス」の魅力ををぜひ経験してみてください。
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