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2024.11.30
忙しい日々の中で、家族みんなが快適に過ごせる家を考えるとき、「平屋」という選択肢が注目を集めています。
平屋には、家族のつながりを深め、暮らしを豊かにする魅力がたくさん詰まっています。一方で、特有の課題もあるため、しっかり検討することが大切です。
本記事では、平屋のメリットとデメリットを整理し、なぜ今平屋が人気なのか、私たちとその理由を探っていきましょう。
こだわりの「平屋」について何でも私たちにおたずねください。
国土交通省「建築着工統計調査」によると、2012年には新築の居住専用住宅は44万8,235戸で、うち1階建ては3万604戸。つまり平屋の占める割合は約6.8%でした。
さらに、2019年の平屋の占める割合は約10.6%、2022年には約13.5%に増加していることから10年間で約2倍に増えていることがわかります。
平屋の人気が高まっている背景には、いくつかの要因があります。
例えば、ライフスタイルの多様化や安全・快適な住まいを求めるニーズの高まりが挙げられます。
●平屋が人気を集める背景
・高齢化社会の影響
・子育て世代のニーズ
・シンプルなライフスタイルの志向
・自然災害への対策
・経済的な要因
急速に高齢化が進む社会では、高齢者にとってバリアフリー設計の平屋は非常に魅力的であり、そのニーズも高まります。
階段がないため、移動が楽であり、生活しやすい環境を提供します。特に、身体的な制約を持つ方々にとって、平屋は快適な住まいとなるでしょう。
子育て世代も平屋を選ぶ傾向が強まっています。
広い空間を確保できるため、子どもが自由に動き回れる環境が備わり、将来的にも階段の負担がない点が支持されています。
また、ペットを飼う家庭にも適しています。

若い世代の間では、ものを極力持たないシンプルでミニマリストな生活への関心が高まっています。
限られた空間を有効活用することで、生活の質を向上させることができるため、平屋はそのニーズに応えています。
地震や洪水などの自然災害への意識が高まり、安全性を重視した住宅が求められています。平屋は構造的に安定しており、地震に強いという特性があります。
土地価格の高騰や住宅コストの上昇も影響しています。
平屋は土地を有効活用しやすく、メンテナンスも容易であるため、経済的な負担を軽減する選択肢として注目されています。
特に地方では、新築住宅の半数以上が平屋である地域も存在し、その需要は今後も続くと予想されます。
平屋が注目される理由には、暮らしやすさや家族のつながり、デザイン性など、さまざまな魅力があります。
ここでは、具体的にどのような点が平屋ならではの利点なのか、一つずつご紹介します。

平屋の最大の魅力は、家族全員が同じフロアで生活できることです。
特に、小さなお子さんがいる家庭では、「家族の気配を感じられる」ことが安心感を生みます。例えば、キッチンで夕飯を作りながら子どもの宿題を見守ることも、平屋なら簡単です。また、リビングを中心に部屋が配置されるため、自然と家族のコミュニケーションが増える設計が可能です。
最近の平屋では、家族間の距離感を調整できる工夫がされており、プライベート空間と共有空間のバランスを取ることも容易になっています。
「一緒にいる時間を増やしたいけど、適度なプライバシーもほしい」というニーズにも応えることができます。
平屋は設計の自由度が高く、自然光を取り入れやすいのが特長です。
特に、庭やウッドデッキといった屋外空間とつながる開放感のあるデザインは、リラックスできる住まいを提供します。
例えば、リビングと庭を大きな窓でつなぐことで、子どもたちが遊ぶ様子を室内から見守ることもできます。
また、家事動線を効率よく整える間取りも平屋ならでは。
洗濯から収納、料理から片付けまでの動きを最短に抑える工夫ができ、忙しい共働き家庭の味方となります。
平屋は構造上、重心が低いため地震に強いと言われています。
また、壁の配置や柱の数など、安定性を保つ設計が可能で、家族の安全を守る家として安心感があります。

一方で、平屋には魅力だけでなく、注意すべき課題もあります。
家づくりを失敗しないためには、デメリットを理解し、対策を考えることが大切です。つづいて、平屋特有のデメリットを詳しく見ていきましょう。
平屋を建てるには、一般的に2階建て以上の住宅より広い土地が必要です。
そのため、都市部や駅近では土地の確保が難しい場合もあります。また、土地が広い分、庭や周囲の環境を活かした設計が求められるため、敷地の形状や立地条件が大きな影響を与えることがあります。
平屋では、すべての部屋が1フロアに収まるため、部屋の配置によっては外部からの視線が気になることがあります。
例えば、道路に面した窓が多い場合、カーテンを常に閉める必要が出てくるかもしれません。この点については、植栽や塀を活用したり、窓の位置を工夫したりすることで改善が可能です。
平屋は広い土地に基礎を作る必要があるため、建築費用が高くなる傾向があります。
ただし、階段や構造材が不要になる分、2階建てと比べてランニングコストを抑えられることもあります。
家を建てる際に「平屋にするか、2階建て以上にするか」で迷う方も多いでしょう。それぞれの住宅には異なるメリットと課題があり、家族のライフスタイルや将来設計に合わせた選択が重要です。
以下の観点で考えてみると、迷いが解消するかもしれません。
家族の人数や年齢層によって、適した住宅は異なります。
例えば、小さなお子さんがいる家庭では、目が届きやすく、子どもの動線を配慮した平屋が魅力的です。また、将来的に親世代との同居やバリアフリーを考える場合も、平屋が適しています。
一方で、子どもが成長してプライバシーを重視するようになる時期には、2階建て以上の家で個室を確保する方が適する場合もあります。
特に、お子さんが中学生や高校生になった頃には、家族全体の生活スタイルが変化するため、長期的な視点で家を選ぶことが大切です。
平屋は広い土地が必要となるため、土地の面積や形状、予算が大きなポイントとなります。郊外や地方では比較的広い土地を確保しやすいですが、都市部や駅近では選択肢が限られる場合があります。
また、周囲の建物や地形も重要です。例えば、隣接する建物が高い場合、日当たりや風通しが悪くなる可能性があります。
一方で、2階建て以上なら限られた土地でも空間を有効活用できるため、狭小地や変形地でも対応可能です。そのため、「平屋に適した土地が手に入るかどうか」を一つの判断基準とすることをおすすめします。
「家族とたくさんの時間を過ごしたい」「家事を効率よく済ませたい」という願いが強い場合は、平屋が合っているかもしれません。
平屋はすべてが1フロアに集約されているため、動線がスムーズで、生活リズムを共有しやすい設計です。
一方で、「空間にメリハリをつけたい」「パーソナルスペースを確保したい」というニーズがある場合は、2階建て以上が向いている場合もあります。2階建てなら、家族のライフスタイルに応じて空間を縦に分けることが可能です。
平屋は、家族の絆を深め、快適で安心な暮らしを実現できる住宅スタイルです。
特に、忙しい共働き世帯にとって、効率的でリラックスできる生活空間であることはとても大きなメリットとなるはず。
一方で、土地の条件や設計上の課題をしっかり考慮し、自分たちのライフスタイルに合った住まいづくりを進めることが重要なポイントになるでしょう。
「家族のつながりと快適な暮らしを大切にしたい」とお考えなら、ぜひ平屋という選択肢を検討してみてはいかがでしょうか。
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