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「平屋は防犯面が不安…」を解消する安全で快適な暮らしを守る対策を解説
2024/12/27

近年、ますます人気を集めている平屋。
階段がないことで家事の動線が短縮される利便性や、家族が同じフロアで過ごせる安心感は、特に子育て世代やシニア層にとって大変魅力的で、人気を後押しする理由になっています。
しかし、その一方で防犯面に不安を感じる方も少なくありません。
窓や出入口がすべて1階にあるため、「侵入犯罪のリスクが高いのではないか」という心配を持たれるのは無理もないことです。
本記事では、平屋の防犯におけるメリット・デメリットを分析し、デメリットを補うための具体的な防犯対策を紹介します。
これを読めば、安心して平屋で暮らせる知識が得られるはずです。
安全・安心して暮らせる「平屋」について何でも私たちにおたずねください。

昨今、「闇バイト」で実行犯を募集する匿名・流動型犯罪グループによる強盗や窃盗事件を伝えるニュースは広く世間を騒がしています。
警視庁の資料によると、令和5年における侵入犯罪の認知件数は5万5,269件。この発生件数は令和元年比で22.3%減少となっているものの、前年比で19.1%増加していることから、防犯対策はおろそかにできない状況と言えるでしょう。
侵入犯罪は一戸建て住宅が特に狙われやすく、侵入経路の多さや不在の確認のしやすさが要因とされています。
なかでも、防犯対策が不十分な家は、犯罪者にとって「狙いやすい」ターゲットになります。
犯罪者は人目につきにくい場所を好み、深夜から早朝の人気のない時間帯や住人が外出している時間を狙って侵入する傾向があります。
また、窓を割る、鍵のかかっていない裏口から入るといった手口が多用されています。
こうした現状を踏まえると、平屋における防犯対策は、単なるオプションではなく必須事項だと認識したほうがよいかもしれません。

まずは、平屋が持つ防犯面での特徴を確認していきましょう。
ワンフロアで生活空間が完結する平屋は防犯対策がしやすい、というメリットがあります。
●侵入経路が限定的
階段がない平屋では、外部からの侵入経路が地上階に限られるため、対策がしやすいという特徴があります。
●不審者の気配を感じやすい
生活空間が1階に集中しているため、異変に気付きやすいという利点があります。
●窓や扉の管理がしやすい
2階建てに比べて全体の開口部が目に届きやすいことも、防犯意識を高める助けとなります。
一方、平屋には次のような防犯上の懸念点もあります。
●視認性が高い
平屋は広い敷地に建てられることが多いため、周囲から内部が見えやすくなる場合があります。
特にカーテンやブラインドの使い方が不十分だと、生活の様子を外から把握されやすくなります。
●侵入リスクが高い窓の多さ
すべての部屋が地上に接しているため、窓からの侵入リスクが高まります。
窓の多さは、部屋数が少ないことと相まって、住人の生活パターンを外から観察されやすいというリスクをはらみます。
平屋の安全を守るためには、以下の対策が効果的です。
1. 間取りの工夫
2. 外構デザインによる防犯対策
3. 防犯対応の窓を採用する
4. 防犯カメラやセンサーライトの設置
5. スマートホーム技術を活用する
6. 地域ぐるみで防犯意識を向上する
死角を作らない間取りの設計が重要です。
寝室は道路から遠い位置に配置し、外からの視線を遮るようにすることで、防犯性を高めることができます。
人目につきやすい場所に玄関や窓を配置するなど、死角を作らない設計は不審者の侵入を抑制する効果があります。
また、中庭を作ることは、防犯対策として非常に効果的です。
中庭の設計は、外部からの視線を遮ることでプライバシーを確保し、侵入者が家の内部を伺うことを困難にします。
特に「コの字型」や「ロの字型」の間取りでは、中庭が家の中心に位置し、外部からの侵入を難しくする効果があります

外構デザインはプライバシーと防犯性を両立させるために重要なポイントです。
外構デザインには、敷地を塀や生垣で囲わない「オープン外構」と敷地全体をしっかり囲う「クローズド外構」がありますが、防犯対策としては侵入者が隠れる場所のない「オープン外構」の採用をおすすめします。
クローズド外構を採用する場合は、高すぎる塀は防犯上逆効果になることもあるため、透け感を意識した外構デザインにすることが望ましいでしょう。
また、建物周囲には歩くと音が鳴り、足跡が残る防犯砂利を敷いておくと防犯効果を一層高めます。
平屋はすべての部屋が1階にあるため、窓が多くなりがちです。
そのため、防犯対策としては窓の数を減らし、小さくすることが推奨されます。
たとえば、腰高窓や高窓(ハイサイドライト)や防犯性能の高いサッシを採用することで、侵入しにくい構造にすることができます。
サッシには補助場を取り付けるとより有効です。
また、防犯ガラスや強化ガラスやウィンドウフィルムを使用することで、窓を割られにくくし、侵入者が諦める可能性を高めることができます
次に、面格子や防犯シャッターの設置も効果的です。面格子は物理的な障壁となり、侵入を防ぐ役割を果たします。特にトイレや浴室などの小窓には、防犯性の高い面格子を取り付けることが望ましいでしょう。
また、大きな窓には防犯シャッターを設置することで、夜間や外出時の安全性を向上させることができます。
防犯カメラやセンサーライトの設置は効果的です。
特に人感センサータイプの照明は、不審者が近づくと自動で点灯し、侵入を抑制する効果が期待できます。
最新のテクノロジーを活用したホームセキュリティシステムもおすすめです。
これにはIoT技術を活用したスマートフォンと連携したセンサーや警報システムなども含まれます。
たとえば、留守中の住まいで異常が発生した際には即座にスマートフォンへ通知が届き、自宅の状況をリアルタイムで把握のうえ、警察へ通報できるため安心感が増すはずです。
普段からあいさつや、声がけなど近所の方との交流を深めることで、周囲の防犯意識も高まります。
地域でお互いに気を配り合うことで、不審者の侵入リスクを低減できます。

平屋には確かに防犯面での課題がありますが、適切な対策を講じさえすれば安心して暮らせる住まいとなります。
平屋の魅力である家族のつながりや利便性を存分に楽しむためにも、この記事でご紹介した防犯対策をしっかり行いましょう。
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