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25~35坪の間取りができるまで⑤
2025/5/30
齋藤 昌太郎

前回のブログでは、ゾーニングや動線計画、そして立体的な検討についてお話ししました。今回はいよいよ、部屋ごとの具体的な検討から最終調整、積算までの流れをご紹介します。
◆ まずはLDK・水廻りから配置
前回までの検討で、おおよそのボリューム感や建物の形状は見えてきています。ここからは、その枠組みの中に 動線が崩れないよう注意しながら具体的に部屋を配置していきます。
まず手を付けるのは、LDKや水廻り、玄関など大きな面積を占める部分。とくに玄関は動線がほぼ確定しているため、周囲の収納や隣接空間との関係性を意識してレイアウトしていきます。
◆ 二階とのバランスをとりながら階段計画
二階建ての場合は、階段の位置と二階の間取りを交互に検討する必要があります。この作業、実はとても奥が深いのです。
先にある程度、二階のプランをまとめてから階段の位置を一階に落とし込む方法もあります。柔軟に手法を使い分けながら、無理のないプランに仕上げていきます。

◆ 収納計画の具体化へ
この段階で、各部屋ごとの収納計画を細かく詰めていきます。以下は主な収納例です。
SIC(シューズクローゼット):靴・傘・アウトドア用品・ベビーカーなど
土間収納:キャンプ道具、自転車、DIY道具など
テレビボード収納:AV機器・リモコンなど
壁面収納:見せる&隠す収納のバランス
階段下収納:デッドスペースの有効活用
パントリー:食品や調理家電のストック
吊戸棚・引き出し:調味料や食器の整理整頓
リネン庫:タオル・着替えの保管に
可動棚:掃除道具や洗剤の管理
埋め込み収納:トイレットペーパーや掃除用品
吊戸棚:高所空間の活用
クローゼット/WIC:衣類・季節用品の管理
ファミリークローゼット:洗濯動線と連携で効率的に
布団や季節家電など、サブ的ストック置き場として
機能性とデザイン性のバランスを取りながら、暮らしに寄り添う収納計画を進めていきます。


◆俯瞰して最終調整 → 図面化&3D化へ
すべての要素を一度俯瞰し、全体のバランスや動線を確認しながら微調整を加えていきます。その後は、図面として正式に描き起こし、3Dイメージも併せて作成。
このタイミングでようやく、予算と照らし合わせて積算(コスト試算)をスタートします。

以上が、25〜35坪の家づくりにおけるプラン作成の一通りの流れでした。
数回にわたってご紹介してきた間取り検討シリーズ、いかがでしたでしょうか。
家に人を合わせるのではなく、人に家を合わせる。
それが私たちが考える「注文住宅」の本質です。
これから家づくりを始める方のヒントになれば幸いです。ぜひ参考にされてくださいね。
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この記事を書いた人
齋藤 昌太郎
一級建築士
インテリアコーディネーター
家づくりは人生の大きな通過点です。だからこそ、一緒にお家づくりをして頂ける方々には心地よい豊かな空間で、これまでに経験のないワクワクをこれまで以上の楽しい人生を感じて頂けるような、そんな家づくりに努めます。
家づくりを是非楽しんでください。
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