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25~35坪の間取りができるまで②
2025/5/9
齋藤 昌太郎

前回のブログでは
のお話しをしました
今回は
●土地の分析 をお話しします。

プランニングをする上で敷地の特性を理解することは超重要項目です。
間取りは「家の中」だけを考えれば良いわけではありません。
外部環境との関係性をどうデザインするかによって、暮らしやすさや快適性が大きく変わってきます。
今回は、私たちが土地を見るときに大切にしている視点をいくつかご紹介します。
・法規的な視点
⇒ 高さ制限や北側斜線、隣地境界からの離隔距離、建ぺい率・容積率など。
⇒ 同じ市内でも用途地域によって条件が異なるので、毎回ゼロベースで確認します。
⇒ 接道状況によっては「そもそも建てられる家の大きさ」が大きく変わることも。
・プライバシー/防犯性
⇒ 隣家の窓位置、歩行者の視線から考える窓の位置
⇒ 必要に応じて目隠しや窓の配置、植栽などで調整することで、外からの視線をコントロール。
・交通安全性
⇒ 前面道路が抜け道になっていないか、車通りの多さ、スピードの出やすさなど
⇒ 小さなお子さんのいるご家庭では、玄関と道路との距離感や安全対策も設計の重要ポイント。⇒駐車の仕方や玄関までのアプローチを検討します。
・アプローチ(動線)
⇒ 駐車スペースから玄関への動線、宅配ボックスの置き場所、ゴミ出しルートなども含めて検討。
⇒ 雨の日の導線、ベビーカーや自転車の取り回しなど、日常のストレスを減らす工夫が大事です。
・周辺環境・景観
⇒ 遠くに山が見える、桜並木がある、公園が近いなど、
⇒ “ちょっと嬉しい”ロケーションの魅力を最大限に活かせるか
隣地状況や方位によっては、隣地の太陽の入り方、通風も配慮します。
・日当たり
⇒ 一番重要かもしれません。太陽の動きと周囲の建物を見て、
⇒ どこから、いつ、どれくらい光が入るかを検証。
⇒ 採光をコントロールして、明るく、風通しのいい住まいをつくります。
計画地のどこが一番心地よい場所か、ここが最大のポイントです。
・インフラ
⇒ 上下水道、電気、ガスの引き込み状況を確認。
⇒ 特に郊外ではインフラが未整備のエリアもあるので要注意です。
お金が関わるところなので、プラン段階というより、一番初めの資金計画段階で整理することが望ましいです。オクタスでは一番初めに検討して、後からお金がかかるようなことが起きない計画が基本です。
・造成(高低差や敷材の状況)
⇒ 造成にかかる費用は物件価格に含まれていないケースも。
⇒ 土地が安くても、造成費が高ければトータルコストは上がる可能性あり。
ここもプラン段階ではありません、基本は一番初めの資金計画段階で整理が必要です。
ただプラン内容によっては隣地への相談や情報開示が重要です。
例えば、土を入れて高さを変えるなど、隣地にも影響し兼ねないことは事前に共有することで隣地間トラブルを事前に回避することができます。
このように、一つひとつの敷地には「その場所ならではの個性」があります。
だからこそ、「どこにでも建つ家」ではなく、その土地に合った家を考えることが、私たちの仕事です。


次回は、建築可能範囲とコンセプト
25〜35坪の間取りづくりの参考になれば幸いです。
それではまた
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この記事を書いた人
齋藤 昌太郎
一級建築士
インテリアコーディネーター
家づくりは人生の大きな通過点です。だからこそ、一緒にお家づくりをして頂ける方々には心地よい豊かな空間で、これまでに経験のないワクワクをこれまで以上の楽しい人生を感じて頂けるような、そんな家づくりに努めます。
家づくりを是非楽しんでください。
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